こんばんわ。ご無沙汰しております上杉です。
細々ながら楽しく美容室で働けています。
お客様と周りの方々に恵まれているからです。
本当に感謝ですありがとうございます
私の人生を通しての最大の学びがありました。
それを今日お伝えしたいです。
私のように小さな頃から妙な生きづらさを抱え
莫大なストレスを抱え、体を壊し、動けなくなったり
頑張っていても苦しくて辛くて不安な日々を送る方に読んでほしい記事です。
きっとこれを読んでいただくと
人生が向上して楽しくて幸せな日々になります。
美容室を開く前に遡ります。
私はずっと怖かったことがあります。
それは人とのコミュニケーションが苦手で対人恐怖で
美容師では致命的だったことです。
美容師になるまでの練習時間は人の何倍もあったと思います。
不器用でいくら練習してもできなくて、でも人から
バカにされたくなくてプライベートに使う時間などなく
とにかく一生懸命でした。
寝る間も惜しんで人のやりたがらない
トイレ掃除もかって出ていましたし、
睡眠不足(一日２時間の睡眠時間)から居眠りやらぼーっとしていて通勤中に車の事故にあったり
崖から車ごと転げ落ちらりで２年間で５台の借金を抱えました。
家族にも迷惑をかけ、仕事場で優しい言葉をかけてくれる人もいません。
通勤中の事故なのだけど車の任意保険に入っていなかったし
労災などなかったです。
その時は病院に行くお金さえありませんでした。
死に物狂いで７年間勤めた時の最後の月のお給料
２９８０円は立っていられないくらい悲しかったのを覚えています。
そして美容院を辞める時に社長に最後に言われた言葉は
一生忘れません
これから頑張ってでもありがとうでもなく
「上杉、たくさん借金があるんだろ？まだ働かせてやってもいいけど？？」
でした。
その後結婚して長年を過ごした相手はDV男で１７年間逃げずに耐え忍んでいました。
「親権は譲らない、もう一人の子も返せ、家もやらない、車もやらない
慰謝料もない、財産分与はいやだ、悪いのはお互い様だ」
３年間の調停期間を経て、タンスとベットを与えられ（勝手に持ち出した）
新築のDV館から無事生還いたしました。
そんな中で私の自己否定感は強固なものとなり
「何をやってもうまくいかない、人との人間関係も上手に作れない、
人生とは辛くて苦しいものだ、生きている意味などない。」
そう思っていました。
人との関わりの中でボロボロになった私を救ってくれたものは
２匹の保護猫でした。
マイペースで自己主張の強い猫の性格は私の憧れでした。
次第に
白い猫は、ボロボロでボコボコでうんちがこびりついて茶色だった毛が真っ白で美しくなり
黒い猫は、ベトベトで毛玉だらけで鼻血を出していた姿からゴージャスでかっこよくなり
変身を遂げました。
まるで生き物としての強さに満ち溢れているようです。
そんなんで一緒に過ごすうちに少しづつ元気を取り戻してきたのですが
以前と同じように辛いことが起きそうでずっと怖かった。
実際、少しストレスになることがあると体調を崩し、寝込みます。
先日は食事が２週間も取れなくて一日２２時間くらい寝たままでいました
猫ちゃんはずっと寄り添ってくれて一緒に眠ってくれました
少しずつ回復し、元気になったからと言って
人生が向上するわけではありません。
美容室のお仕事をほどほどにしながら（お休みして迷惑をかけるのが怖かった）
潜在意識の勉強を始めました。
昔から自己啓発本は読み漁っていましたし
高額な自己啓発セミナーのようなものにも行っており
号泣しながら「おかあさーん」と言いつつ見ず知らずの人と抱き合う経験もしましたし
カウンセラーの学校へ通い数十万を使ったこともあります。
だけど何も変わらず、いつも人から良いように利用される
嫌なことは嫌と言えない弱い自分が大嫌いでした。
だけど今回は違いました。
自分にかけているものがはっきりとしたからです。
学校でも、社会でも誰も教えてくれない
人間が本来自然に身につけているであろう「人間が幸せに生きるための土台」
が足りていませんでした。
幸せになる土台がないのに枝葉のテクニックで
アファメーション、ギブアンドテイク、風水、宇宙の法則
人の喜びのために頑張るなどおこなっても
うまくいくわけがないんです。
ここで質問です。
今あなたは何のために生きていますか？
少し前の私ならこう答えました
『生きていることに意味などない
強いて言うなら猫のため』と。
ここが間違いでした。
皆が皆「幸せになるために生きている」のだと知りました。
それはたまたま平和な環境で良いことしか起こらない人の
幸せな言い分だよ・・・
そうも思いました。
だけど私が土台ができていないことは明確だったので本で見つけた
「自己受容」から始めてみることにしました。
自己受容とは「そのままの自分のどんな感情も受け止めてあげる」ことです。
ネガティブはいけないとかそんなこと思ってはいけないとかは何もありません。
ただただ湧き上がってきた感情をもう一人の自分が受け止めてあげるのです。
絵で表すとわかりやすいかも！自分の１メートルくらい上にもう一人自分がいて、
その人があなたのどんな感情も「うんうんそうだよね。ほんとだよ」と受け止めているイメージです
「怒っても無理ないよ。悲しいね。ひどいよね。辛いね。
バカだなあ。疲れたなあ。クソだな。性格も見かけもゴミだな。
嬉しい。ありがたい。可愛い。面白い。」
こんなふうにどんな感情もです。
そうやってどんな感情も受け止めて受容してくれる経験があると
人のことも受け入れられるようになっていい関係を作れます。
自分と他人を比べることが減ってきて
（自分の立ち位置を人と比べることで確認しなくていい）
自分を好きになることができます
地に足がついた生き方ができるようになり
他人にの意見に振り回されなくなり自然に向上心が湧いてきます。
私はこんな基礎を知るのに50年近くの歳月を費やしてしまいました。
ブラック企業も、DV生活も許すことなんて絶対できないけれど
幸せになるための土台を作る回り道だったことは確かです。
生身の体験として心身に刻まれているので、
人に教えてあげることができる、そこはよかったです。
私は自分の弱いところが大嫌いでしたが
野口嘉則さんの本にこんなことが書いてありました
「弱さこそ宝になる」
茨木のり子さんの詩集「鎮魂歌」より
大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立ち振る舞いの美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
その人は私の背伸びを見透かしたように
何気ない話に言いました
初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなった時
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました
私はどきんとし
そして深く悟りました
大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 ひどく赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外に向かってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・・・
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味をひっそり汲むことがあるのです
茨木のり子さんと言えば
昔テレビで見たことがあり
怖い形相のおばあさまだと思っていたのですが
こんな繊細で感性の溢れる方なのですね。
頼りない生牡蠣のような感受性
なんて可愛い表現なんでしょう
「すべてのいい仕事の核には、震える弱いアンテナが隠されている」
私もこの言葉が大好きです。
あなたの中の「眠っていた力」が目を覚ます生き方
よかったら買って読んでみてください
美容でもそう。
例えば髪の毛が猫っ毛でバサバサしてまとまりにくくて艶がない
という悩みの方がいるとする。
食べ物に気をつけて
毎日のシャンプーに気をつけて
頭皮のマッサージやドライヤーのかけ方を学んで実践したとする。
一年に１２センチ〜３０センチ伸びるから明らかに髪の毛が変わってくる。
艶が出たりふんわりすると髪の毛はまとまりやすくなり
お手入れはしやすくなり、綺麗な状態でいつもいるようになる。
次第にコンプレックスが自信になる。
↑私が目指しているのは過剰なお手入れをしなくても綺麗な髪の状態です。
もしよかったら一度ご来店いただき相談してください
心も、異様に頑張らなくても、自然体で生きやすく
幸せに暮らせるように自己受容を高めていけたらなと思います。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
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上杉めい（仮名）でした
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